岩手を旅行しよう!「チャグチャグ馬コ」の日程やおすすめお土産
初夏の岩手県で行われる伝統行事、チャグチャグ馬コ(ちゃぐちゃぐうまっこ)。この行事に合わせて岩手旅行を計画している方もいらっしゃるのではないでしょうか?
そこで今回は、チャグチャグ馬コの日程や、岩手県のおすすめお土産をご紹介します。
チャグチャグ馬コってどんな行事?
チャグチャグ馬コとは、色鮮やかな装束とたくさんの鈴をつけた馬たちが行進する、岩手県滝沢市・盛岡市の伝統行事です。田植えを終えた馬をねぎらうと共に、豊作を祈って始められたとされています。
行進する馬の総数は約100頭。最長で500mほどにもなるその姿は、まさに圧巻です。
【チャグチャグ馬コの魅力】鈴の音
馬が歩を進めるたびに鳴る鈴の音が「チャグチャグ」と聞こえることから、その名がついたといわれています。この鈴の音は、1996年に環境省の「残したい日本の音風景100選」にも選ばれました。
1頭あたり700個ともいわれる鈴が織りなす美しい音と馬のひづめの音とが重なり合い、唯一無二の音色が初夏の空に響き渡ります。
【チャグチャグ馬コの魅力】あでやかな装束
赤を基調とした馬コの装束はとても華やかで、牧歌的な風景によく映えます。田んぼのあぜ道を歩く姿だけでなく、盛岡駅前の近代的な街並みを背に歩く姿もまたフォトジェニック。
行進する馬コの姿をカメラに収めようとする方も多く、滝沢市の主催で写真コンテストも行われるほどの盛況ぶりだそう。
チャグチャグ馬コのルートや日程は?
伝統衣装を身に着けた子どもたちを乗せた馬たちは、滝沢市の鬼越蒼前(おにこしそうぜん)神社を出発し、盛岡駅前などを通って盛岡市の八幡宮へ向かいます。
チャグチャグ馬コの行進は、元々は田植えの時期の旧暦5月5日に行われていました。1958年に毎年晴れの日が多い新暦6月15日に日程変更されましたが、2001年に再度日程を変更。「より多くの人たちに見ていただけるように」と、6月の第2土曜日に開催されるようになりました。2018年は、6月9日(土)に開催される予定です。
行進の他にも、行進後に行われるチャグチャグ馬コとの写真撮影会や、行進1週間前の土曜日に開催される「チャグチャグ馬コまつり」という前祝祭など、イベントが盛りだくさん!チャグチャグ馬コの行進の前後も、いろいろと楽しめますよ。
岩手旅行でおすすめのお土産は?
岩手のお土産といえば、南部せんべいやごま摺り団子などのお菓子や、うにやイクラなどの海産物が定番。
その他、岩手名物わんこそばに使われるそばや、盛岡冷麺、盛岡じゃじゃ麺などの麺料理を自宅で楽しめる商品も人気ですよね。
もちろん、木で作られた小さな馬コの人形「チャグチャグ馬コ玩具」や、馬コの形をした和菓子など、チャグチャグ馬コをモチーフにしたお土産もたくさんあります!
ここでおすすめしたいのが、岩手県内の郵便局で販売している「ご当地フォルムカード」。『チャグチャグ馬コ』の絵柄のほか、『中尊寺金色堂』や『わんこそば』などさまざまな岩手の名所・名物をモチーフにしたカードがあり、旅の思い出をまとめて持ち帰ることができます。チャグチャグ馬コのお土産物は縁起物とされているので、大切な人への贈り物にもぴったりではないでしょうか。
チャグチャグ馬コと前祝祭が行われる土曜日は開いていない郵便局も多いのですが、行進ルートにほど近い盛岡中央郵便局は、土日祝日でも営業をしています。岩手旅行の記念に、ご当地フォルムカードをお土産にしてみてはいかがでしょうか。
「チャグチャグ馬コ」のご当地フォルムカードの詳細はこちらから
→ https://www.postacollect.com/gotochi/area04/
おわりに
今回は岩手県の伝統行事「チャグチャグ馬コ」と、岩手のおすすめお土産についてご紹介しました。
あでやかな衣装の馬たちと乗り手の子どもたちの姿を見ながら、にぎやかな鈴の音とパカパカという馬のひづめの音を聞き、目も耳も楽しめるチャグチャグ馬コ。行進見物や写真撮影を楽しんだ後は、人形やフォルムカードなどのお土産を買って、その思い出を持ち帰りましょう。
岩手では三陸産の海の幸が堪能できますし、平泉や花巻温泉などの観光名所もたくさんあります。初夏の岩手をのんびりと旅行してみてはいかがでしょうか。