冬もお祭りを楽しもう!秩父夜祭の日程やお土産は?
お祭りと聞くと、夏のイメージがある方は多いかもしれませんね。実は、冬にも大きなお祭りが行われる場所があります。埼玉県秩父市で開催される「秩父夜祭(ちちぶよまつり)」をご存じですか?
今回は、秩父夜祭の日程や見どころ、おすすめのお土産をお伝えします。
冬も楽しめる!秩父夜祭ってどんなお祭り?
秩父の総社、秩父神社の例大祭である秩父夜祭。江戸時代から続く記録が残っており、300年以上もの長い歴史があるお祭りです。
秩父夜祭は、京都祇園祭・飛騨の高山祭とともに日本三大曳山祭の1つに数えられています。2016年には、「秩父祭の屋台行事と神楽」がユネスコ無形文化遺産に登録されました。
秩父は絹織物の産地で、秩父夜祭は「お蚕(かいこ)祭り」とも呼ばれるそうです。蚕の世話や農作業を終え、1年の締めくくりとして催されるため、夏ではなく冬に開催されるお祭りなのですね。
秩父夜祭では、豪華絢爛な笠鉾(かさぼこ)や山車(だし)の曳きまわし、華やかな秩父屋台囃子、夜空を彩る花火などを楽しむことができます。
秩父夜祭の日程・スケジュール
秩父夜祭は、毎年12月2日、12月3日に開催されています。
12月2日 宵宮(よいみや)
12月2日に行われる宵宮は、お祭り本番を盛り上げる前夜祭のようなイベント。朝から夜まで山車4基の曳きまわしが行われます。
12月3日 本宮(ほんみや)
本宮とは、お祭り本番のこと。2台の笠鉾と4台の山車が、秩父神社から御旅所(おたびしょ)に向けて巡行する、豪華絢爛な姿を見ることができます。
- 開催日:2018年12月2日(日)、3日(月)
- 住所:埼玉県秩父市番場町1-3
- 電車でのアクセス:西武線 西武秩父駅→徒歩15分
- 車でのアクセス:関越道 花園ICから国道140号経由25km 40分
秩父夜祭の見どころは?
【秩父夜祭の見どころ1】山車のすれ違い
12月2日の宵宮で行われる、山車のすれ違い。山車と山車同士が、ぶつかりそうになるギリギリのところですれ違う姿は迫力満点です!すれ違うタイミングで、お囃子が大きく打ち鳴らされます。
【秩父夜祭の見どころ2】クライマックス!山車の曳き上げ&花火
本宮のクライマックスでは、傾斜25度にもなる団子坂で曳き上げを行います。曳き子たちが力を振り絞って山車を曳き上げます。
高まる掛け声に合わせて曳き上げられる様子は、まさに圧巻!
そして、曳き上げに合わせて7,000発もの花火が打ち上げられます。
山車の灯りに照らされながら打ち上げられる花火は迫力があり、幻想的。秩父夜祭でしか見られない絶景を味わうことができます。
ただし、団子坂周辺は狭い場所となるため、見学は有料の観覧席以外は難しいといわれています。そのため、団子坂の曳き上げの見学を希望する場合、事前に有料観覧席を予約しておくと良いでしょう。
秩父夜祭のお土産は、鮮やかなご当地フォルムカードを
秩父夜祭のお土産を購入するのであれば、ご当地フォルムカードがおすすめです!
曳き上げられた山車と花火の、美しい共演を描いたご当地フォルムカード。
冬の思い出を、お土産として持ち帰ってみてはいかがでしょうか?
ご当地フォルムカードは、埼玉県内の郵便局で販売しています。秩父夜祭を訪れた際は、ぜひ郵便局に寄ってみてくださいね。
『秩父夜祭』のご当地フォルムカードの詳細はこちらから
→https://www.postacollect.com/gotochi/area12/#saitama_08
おわりに
今回は、秩父夜祭の日程や見どころ、おすすめのお土産をご紹介しました。
お祭りや花火が楽しめるのは、夏だけではありません。秩父夜祭は、寒い冬に楽しめる活気あるお祭りです。
ただし活気・熱気にあふれるお祭りとはいえ、12月初旬は冷え込みます。防寒対策をしっかりとして、秩父夜祭を楽しんでくださいね。