風景印はどうやってもらうの?風景印の魅力と集め方をご紹介
はがきや封筒の切手の下に押される消印。実はこの消印に「風景印」という特別なものがあることをご存じですか?
今回は、風景印の魅力や集め方、楽しみ方をご紹介します。風景印に興味のある方はぜひチェックしてくださいね。
風景印ってどんなもの?その魅力とは
風景印の正式名称は「風景入通信日付印(ふうけいいり つうしん にっぷいん)」という名前で、風景スタンプとも呼ばれます。記念のために押される記念印の一種です。
全国各地の名所や名産品などが描かれており、近年はご当地のゆるキャラとコラボした風景印も増えています。一般的な消印と同じように円の中に絵柄が描かれているもののほか、花や果物などの特産物をかたどったシルエットに絵柄が描かれている「変形印」と呼ばれるものもあり、絵柄も形もバリエーション豊かな点が魅力です。
もともと郵便趣味を持っている収集家の方だけではなく、風景印の絵柄の美しさやかわいらしさに惹かれ、収集を楽しむ方が増えているのだそうです。
風景印はどうやってもらうの?風景印の集め方
熱心に収集するファンの方も多い風景印。どのようにして集めれば良いのでしょうか?
風景印はどこでもらえるの?
風景印は、郵便局の窓口で押印してもらうことができます。
ただし、風景印はすべての郵便局に置いてあるわけではありません。主に観光スポットや伝統行事の開催場所近辺の郵便局などが取り扱っています。郵便局のホームページで検索することができるので、チェックしてみてください。
基本的には、郵便局の「郵便窓口」で押印してもらうことになりますが、「ゆうゆう窓口」という時間外窓口がある郵便局の場合は「ゆうゆう窓口」で押印してもらえます。
風景印を押印してもらうときの頼み方
風景印の押印方法は2種類あります。
1つ目は押印してもらったはがきや封筒をそのまま郵便物として差し出す「引受消印(ひきうけ しょういん)」、もう1つは差し出さずに持ち帰り、自分のコレクションにする「記念押印(きねん おういん)」です。
消印は、通常は切手の右下にかかるように押印されます。風景印を押したい場所の希望がある場合は、あらかじめ郵便局社員へ伝えると良いでしょう。
ご当地フォルムカードとのマッチングが楽しい!
風景印は切手とのマッチングを楽しんで収集される方も多くいらっしゃいますが、各都道府県内の郵便局で購入いただけるご当地フォルムカードとの組み合わせもおすすめです。
京都中央郵便局の風景印×『舞妓さん』のご当地フォルムカード
京都中央郵便局の風景印は、舞妓さんの後ろ姿と東寺の五重塔などが描かれています。
同じく舞妓さんの後ろ姿を描いたご当地フォルムカードに押印してもらうのはいかがでしょうか。
『舞妓さん』のご当地フォルムカードの詳細はこちらから
→ https://www.postacollect.com/gotochi/area27/#kyoto_01
山形中央郵便局の風景印×『さくらんぼ』『花笠まつり』のご当地フォルムカード
山形名物といえば、さくらんぼと花笠まつり。どちらも山形県のご当地フォルムカードのモチーフです。さくらんぼと花笠踊りを踊る女性が描かれている山形中央郵便局の風景印と、組み合わせを楽しんでみませんか?
山形県のご当地フォルムカードの詳細はこちらから
→https://www.postacollect.com/gotochi/area06/
おわりに
今回は、風景印についてご紹介しました。
美しい風景やかわいらしいご当地キャラクターが描かれた風景印は、全国各地の郵便局で押してもらうことができます。切手やご当地フォルムカードとの組み合わせを楽しむことで、その魅力は何倍にも何十倍にも広がります。
旅行や帰省をした際などにはぜひ郵便局へお立ち寄りいただき、風景印集めやご当地フォルムカード集めを楽しんでみてくださいね!